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猛アタック1日目②
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とにかく見られたらやばいので、僕は急いで教室へとりに行った。
「えーっと、どこだっけ。確か机の中にあったはず。」
ゴソゴソっ。
「あった!(ホッ)よかった~。」
今日は7限もあり授業が終わるのは5時ちかくになっていた。
だから外はまだ春先ということもあり、暗くなり始めていた。
僕は怖いのものが苦手だ。
だから、学校の薄暗い雰囲気も苦手だ。
早く寮に戻ろう。
そう思い早歩きで廊下を歩く。
今日はテスト1週間前なので全部活がなく残っているのは先生くらいだ。
なので、当然教室の明かりはほとんどついてなく廊下の明かりだけの状態だった。
玄関に向かって歩いていると一部屋だけ明かりがついていた。
そこはよく見ると図書館だ。
たいていはみんな帰って勉強する。
なので、誰がこんな時間まで残っているのかと思い好奇心で覗いてみることにした。
ーガラッー
中はしんと静まりかえっている。
ほとんど人の気配が感じない。
誰もいないのかな?電気の消し忘れかなと思った。
一応見回りして電気を消して帰ろう思い図書館の中を歩いた。
ほとんど見回りが終わった後は窓側の通路を見て電気を消して帰ろう。
「うわぁっ!」
誰もいないと思い込んでいたので、角を曲がった先の机に誰かが寝ていてびっくりしてしまった。
僕の声に反応したのか寝ている相手がぴくっと動いた。
のそのそと動き寝ていた誰かが起き上がりこちらを振りかえった。
なんと、寝ていたのは雄哉くんだった。
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