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猛アタック1日目⑤
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BLが分からない雄哉くんにどんなものか僕はおおまかに説明した。
「…えっとですねぇ、BLというのはボーイズラブの略でしてぇ、、主に男同士の恋愛をテーマとした漫画や小説を総称しているんですぅ……」
─── シーン…… ───
えぇぇええええ…それはないでしょ!僕頑張って説明したよね?!なんで無反応なの~。
なぜか雄哉くんはポカンとしていた。
「…………………へぇーー、そうなのか。」
なんか気まずい雰囲気になってしまった。
「そうなの!僕はBLが好きなの!……………あ!そうだ!僕用事があるんだった!ごめんね!また今度ね!バイバイ!」
気まずい雰囲気に耐えれなかった僕はそうやってまくしたてるように言って、走って帰ったのだった。
寮に着き、最後の最後まで走って自分の部屋に着く頃には汗だくになっていた。
雄哉くんに僕が腐男子だってことがばれてしまい、しばらくその場で放心状態になっていた。
次、雄哉くんに会う時どんな顔して会えばいいのか分からず悩み、また眠れない夜を迎えたのだった。
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