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file1 ♂薬 ①
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被験者: 松野 十四松
ー今日は、デカパン博士の 研究所の
掃除の 手伝い。
博士には いつも お世話に なって いるからね!ー
十四松が 薬の瓶が 沢山並んだ 棚を 片付けて いた時
手を 滑らせ 薬の 一つを 落としまった。
割れた 瓶の 破片を 拾おうとして 、
指を 切った。
切れた 指先に 薬剤が しみた。
デカパン博士が 飛んで来た。
「大丈夫ダスか?十四松君」
「はい。僕は 平気です。
でも、薬 こぼしちゃって ごめんなさい。」
「いいダスよ。それより、
何の 薬を こぼしたダスか?」
割れた瓶を 見ると【♂薬】
という ラベルが 貼って あった。
「あぁ、良かったダス。
♂薬は、性別を 男にする 薬ダス。
まぁ、美女薬の 逆ダスよ。
十四松君は 元々 男だか
特別 影響は でないと 思うダスよ。」
十四松は、ニコッと笑って 後片付けをした。
「おや?十四松君、指を切った ダスか?」
「はい。さっき ガラスを拾おうとして…」
「じゃぁ、手当てしたら もう帰って いいダスよ。
掃除も ほとんど 終わったダスから。」
デカパン博士に 指を 消毒して
絆創膏を 貼って もらった。
「今日は 薬をダメにして ごめんなさい。」
「いえいえ、こちらこそ
手伝ってくれて ありがとうダス。」
「はい!じゃぁ、失礼します。」
頭を下げて 帰ろうとした時
「あ…あの 十四松君…」
と、呼び止められた。
「はい?」
「あ…いや、何でもないダス。
気を付けて 帰るダスよ。」
「はい! デカパン博士 さようなら」
十四松は、そのまま 走って帰ったので
デカパン博士が 真っ赤は顔で 見送っていた事に
気付かなかった。
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