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自己紹介2
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「俺は、芹澤祐樹(せりざわゆうき)。歳は25歳で普通のサラリーマンしてるよ。君に比べるとごく普通の一般市民だよ」
「……」
「だ、大丈夫??」
なにも喋らなくなった神崎くんに少しだけ不安を覚える
握られている手をペチンと叩く
「おーい、大丈夫??」
「さ、サラリーマン…!」
「そう、だよ。……神崎くんとは違う一般し「かっかっこいいーーーーー!」
突然キラキラとした目で見つめられた
それはもう、珍しいのもを見たかのように…
サラリーマンなんて都会に出ればいくらでもいるし、そんなに珍しいものでもないとおもうんだけどなぁ…
「え?かっこいい?」
「うん。かっこいい…!サラリーマン!スーツ!!かっこいい…」
うわぁ…と言いながら一人で盛り上がっている
「小さい子供みたいになってるよ?単語しか言えてない、」
「ごめんなさい、」
「あ、いや!謝らないで? サラリーマンなんてどこにでもいてるだろ?なんでそんなに盛り上がるのかなって不思議になってね」
神崎くんは、あごに手を当てて考えるポーズをとりながら何かを考えている
「…あ!」
「なに?!」
さっきまでぼーっと何かを考えていた神崎くんが突然大きな声を出す
…び、びっくりした………
「きっと、俺が慣れない職業の一つだから・・かな?どこか新鮮でうらやましいと思った、から??」
「そ、っそかぁ・・・」
「うん」
またにこりとほほえんでこちらを見る
い、以外とまじめに答えるんだ…
「…えっと、じゃあ、芹澤さん、でいいのかな?これからなんて呼べばいい?俺は夢翔って読んでくれると嬉しいな…!俺は、祐樹さんが良ければ、祐樹さんって呼びたい!!」
神崎くんは俺の手を握る
「だ、だめ?」
上目遣いでそんなことを言われると、だめ!とか言えないだろ…
反則だよ…神崎くん……
「わかった…いいよ。ゆ、夢翔」
いいと返事すると、かん…じゃなくて、夢翔の顔が首から断端と紅く染まってく
「あ、ありがとう…!!!」
少し戸惑ったように、でも幸せそうにほほえんで俺の手をぎゅっと握ってきた
・・・さっきの酔っ払い方といい、上目遣いといい、この幸せそうにほほえむ顔といい、、なんなんだろ、この子は……………これが俳優、、アイドルの力とか?!
「ゆ、祐樹さん?」
「ん?」
「あ、いや!なんでもないよ!」
そう言って、夢翔は立ち上がったのだった
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