アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
俺の家2
-
俺らはエレベーターに乗って自分の家へと向かった
…そら、元気にしてるかな?
た、たぶん元気だろう!
「祐樹さん?なんで、そんなに家に帰るだけなのににやけてるの?」
「え?!俺、そんな顔してた?」
「うん、」
じーーーーーっとまじまじ見つめられて、なんだか照れくさい
…そりゃ、これまで一緒に過ごしてきた大切な俺の家族なんだもん
心配もするし、会えるとなったら嬉しいにきまってるじゃん
そう思っていたら気付いたらチンッ!と音が鳴り、エレベーターが目的の階に着いたことを知らせてくれた
俺は少し足早に自宅へ向かう
「ゆ、祐樹さん!待ってよ!!!」
「あ、ごめんごめん。。こっちだよ」
家の前に着いた俺は、急いでバックから鍵を取り出した
「そら〜!ただいま!!帰ったよ〜」
俺は、夢翔を放置して玄関で靴を脱ぎリビングへと向かう
「そら〜?どこにいるの??出てきてよ〜〜お客さんだよ〜!」
夢翔に早く俺の愛猫を見せたくて、必死に捜す
…なんで、こういうときにいないんだよ
「ちょっと、そら!早く出てきて??あ、いた!!」
俺は、そらを見つけると抱きかかえて玄関へと向かった
…だけど、玄関にいるはずの夢翔の姿はなかった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 72