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天使からのお願い!
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(この人なら、もしかしたら……!)
「あ、あのっ!お二人にお願いがあるのですが!!」
「??」
2人の前で跪き、両手を床につける。
「お、おい。急にどうしたんだよ……」
「まこっちゃん!?」
「どうか……
この部屋で大喧嘩するのは、やめていただけないでしょうか!お願いしますっ!!」
と言って、俺は額を床に擦り付け土下座をした。
2人がうろたえる中、俺はその事情を話す。
「じ、実は……あなた方の喧嘩がうるさくて困ってる方がいまして……。
……俺、その人のためにも、何とかしてあげたいんですっ!!」
「「!!」」
嘘だけど……!
本当はそれよりも、あの男を見返してやりたいだけなんだけど……!
「完全にやめろとはいいません!
でも少し声を小さくしたりとか、その…穏便に済ます喧嘩にして下さるだけで結構なんです。
…どうにかなりませんか…?」
「……そ、そういわれてもなぁ……。
コイツが浮気するかぎり、大喧嘩は止まらねぇよ。」
「そ、そんな……!」
「え、俺!?」
マキさんにそういわれて、俺はゆうじさんの方に顔を向ける。
「ゆ、ゆうじさん……。」
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