アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Lock on!7 R18
-
「ゆきっ、やぁ…ぁ、もぅ」
オレの胸で遊んでる雪夜さんに抱き着きたくて、オレは溢れる涙を拭うことも出来ない両手に力を込める。いつものようにふわふわの雪夜さんの髪を掴んで、焦らされているようなこの時間をなんとかやり過ごしたいのに。
自分じゃ解くことの出来ない両手は、きゅっと縛られたままで。こうなることを予測出来たはずなのに、雪夜さんに抵抗しなかったことを、オレは酷く後悔した。
「これっ、解いて…んぁ、雪夜さんっ」
「ヤダ」
「やだってちょっと…ぁ、んんっ」
縋りたいって、泣いて強請っているようなものなのに。雪夜さんが見たいと言ったオレの姿は、どうやら今のオレではないらしく、オレが雪夜さんに強請っても雪夜さんは聞いてくれない。
それどころか、伸ばした手でオレの勃ち上がったモノに触れてくる雪夜さんは、意地悪な笑顔をオレに向けてくるんだ。
「星、頑張って。俺が満足したら外してやっから」
「ナニ、それ……いじわる」
「誰が優しく抱くって言った?お前、俺から逃げたコト忘れてんだろ」
「ぁ…だめっ、触っちゃ…やだッ」
下着を通り越して触れられたモノが、くちゅと湿った音を響かせる。オレの腰を浮かせて、片方だけ脱がされたスキニーと下着。足に絡まるそれが重く感じるけれど、そんなことより自分じゃ上手く身動きがとれないことが、今のオレには辛かった。
「いっぱい濡れてんね、星」
先走りが溢れるオレのモノに指を絡めて、そう言ってオレの耳を噛むのはいつもと違う優しくないオレの恋人だ。
視界に入る乱れたスーツ。
皺が寄るから脱いでもらうことにしたんじゃなかったっけっかと、頭の片隅で浮かんだこともすぐに消えていってしまうのは、雪夜さんがオレのモノを擦り上げるから。
「やっ、だめ…雪夜さ、ぁ…だめっ」
卑猥な音が徐々に大きく聞こえてきて、そのうちカラダが震え出す。雪夜さんの手に絡みつく先走りは、あと少しでポタリと落ちてしまいそうで。
完全に理性を失う寸前のところで、あることに気がついたオレは雪夜さんの動きを止めようと、精一杯身をよじって喘ぎ混じりの声を漏らした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
42 / 117