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Lock on!9 R18
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「星、顔見せろ」
「ムリぃ…くっ、ン…や、やぁっ!」
こんな状態を見られたくなくて。
今日初めて雪夜さんから視線を逸らしたオレは、ボロボロに泣いてる姿を雪夜さんに見られまいと俯いたまま首を横に振るけど。
空いている片手で優しく頬を撫でられて、いいように雪夜さんに操られたオレは甘過ぎる視線を受け入れる。
「んっ…ふぁ、ンン……ぁ、くっ」
そんなオレの後頭部に手を回し、噛みつくようなキスをして。甘い雫を絡ませた雪夜さんは、なんとも言えない愛おしそうな表情でオレを見つめて微笑んだ。
「愛してる……星、すげぇー可愛い」
その言葉に安心したのも束の間で。
ナカに埋まる雪夜さんの指は、オレの弱いところを遠慮なく攻め上げてくるから。
「あっ、んぁ…アッ、ひゃあぁぁっ!!」
絶頂と似たそれ以上の感覚に、カラダはもう耐えきれなくて。雪夜さんの指を思い切り締め付け、オレはよく分からない快楽を感じていた。
「はぁ…ぁっ、なん…で、出ない…の?」
汚してしまうと思っていた雪夜さんのスーツはキレイなまま。もの凄く体力を奪われたはずなのに、オレのモノから飛ぶとこのなかった蜜。
ゆっくりと引き抜かれた指の感覚に、カラダはぴくんっと反応して。荒い呼吸を繰り返すオレを抱き締めてくれた雪夜さんは、オレの鼻にキスを落とした。
「出さなくてもイケるっつっただろ?泣きじゃくって乱れるお前、可愛い過ぎだ」
「あのっ…ぁ、はぁ…オレっ」
「分かってる、俺も限界。今すぐお前が欲しい」
そう言われ、必然的に交わった唇。
雪夜さんの手はオレの素肌をなぞり、カラダに絡みついていた服が剥がされていく。
「ぁ、んっ…ゆき、やぁ…はぁっ」
その間に、交わす口付けは深くなって。
雪夜さんに思い切り抱き着いていたオレは、感じ過ぎて震える両手で雪夜さんの肩に爪を立てる。そこに纏われたシャツとジャケットは、雪夜さん自身の手で素早く剥ぎ取られ、お互いの温かな肌が重なった。
「もうなんも余計なコト考えねぇーでいいから……俺だけ感じて、星」
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