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学校案内(前半)
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休み時間になり先生から言われた通り怜に学校案内していた。
「これが図書室。基本放課後は空いてるからいつでも来れるぞ。」
「奏はいつもきてんの?」
「試験前とかは入り浸ってるな。それに陽が図書委員だから時々会いに来たりしてる。」
「本当に陽くん命だなー羨ましい…」
「何が羨ましいんだ?あ、もうすぐチャイムなるし放課後残りの教室案内してやるよ」
「りょーかい。サンキューな!」
案内している間もずっと視線を感じる。
一体なんなんだ?
その事が気になりながらも俺達は教室に戻った。
その後授業を真面目に受けたがその時も頭の片隅にはあの怜の視線。
ふっと隣を見ると真面目にノートに向かい問題を解いている怜の横顔。
そういえばこいつめちゃくちゃ身長伸びたよな…
いいな…俺1センチしか伸びてなかったよコンチクショー。
しかも、中3から1センチだからな?
小学生の頃は俺の方が身長デカかったのに…!
すると、怜がこっちに気づいた。
「どうしたんだ?そんなに見つめて」
「別に?それより授業中だぞ!」
「だって奏があつーい視線を送って来るから」
「んなの送ってねぇし!」
「お前ら静かにしろ!!!」
「「うぃーっす…」」
怜と喋っていると先生に怒られた。
んだよ、今日こいつと話すと毎回怒られんじゃん!(タイミングが悪いだけ)
ついてねーわ。
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