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上城の口を覆っていた男の手が離れても、上城は悲鳴を上げることはしなかった。
それどころか、自身の手を口元に当て、零れてしまう吐息を堪えようとしはじめたのだ。
「ッ、ぁ・・・はぁっ、う・・・んんっ、う・・・」
緩く勃起したペニスの先を、男が爪先でカリカリと引っ掻く。
思わず腰が跳ねる程の電流が腰に響くが、それは痛みでも嫌悪感でもなく、快感による腰の震えであった。上城は間違いなく、見知らぬ男からの愛撫に快感を覚えていた。
(く、そぉ・・・いや、嫌なのにィ・・・ッ、・・・っきもち、い・・・っ)
「んんぅ!う、ぁ・・・ゃ、ぁ、んっん!」
上城のペニスが男の手の中で張り詰めていく。昂ったソレの先端から、透明な汁が溢れてきて、持ち上がった下着の頂点をじゅわり、じゅわり、と滲ませた。
電車の揺れより激しく腰を揺らし、抑える手の中で口を半開きにしながら目を潤ませている。
抵抗を止め、普段の引き締まった顔を甘ったるく蕩けさせ、快感を求めてねだるように腰を揺らす上城の陥落しかけた様子に、上城をねっとりといやらしく愛撫する男が、狡猾な笑みを浮かべた。
「エッチだねェきみ・・・気持ちいいのが好きで好きたで堪らないって顔してるよ」
人差し指の腹だけでペニスを捏ね回す緩い愛撫をしながら、男の手が再び上城の尻肉を撫でる。だが今度は、ただ手の中に収まる肉の感触を楽しむだけでは終わらなかった。
野太い指が、上城の尻の谷間を辿りながら下着の中へ侵入してきたのだ。
「―――ッ、んんぅ!?」
反射的に男を突き飛ばそうとした上城だったが、しかし下着の中に収まったペニスを一際強く揉み込まれてしまい、すぐに抵抗の力を無くす。
快感に蕩けて、力が入らない。
そんな上城のペニスを愛撫しながら、男は器用に上城の引き締まった尻肉を人差し指と薬指で左右に開き、その中心で窄まった菊口を擽るように中指で触れてくる。
「っ、ぅ・・・ひ、ぃ、ゃだ・・・っ、」
僅かだがぷっくりと腫れた菊口を中指をくねらせるように指の腹で揉み込み、ヒクつくそこを短い爪でカリカリと引っ掻いた。
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