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「もうこの学校には慣れたか〜? 亜希」
いかにも人好きそうな笑顔でカツ丼を食べながら金髪の青年は転入してきて二週間目の綺麗な顔立ちをした青年に話しかけた。
「まあね〜 もう二週間だし、親衛隊?のみんなもめっちゃよくしてくれるし、クラスのみんなも優しいし〜お陰様で快適に過ごしてますよ〜笑」
亜希と呼ばれた転入生の青年がうどんをすすりながらヘラリとした緩い笑顔でこれまた緩い話し方で返す。
「たしかにお前、この学院は特殊なのに順応性が高いようだな。ふつう親衛隊とか、いきなりこれだけ同性に好かれたら戸惑うだろう」
亜希の言葉に呆れたように返したのはざばの味噌煮定食を食べている黒髪の爽やかイケメンだった。
こんな会話を繰り広げている3人のイケメンが食堂にいるせいで、この特殊な学院の生徒たちはアイドルでもいるようなざわつきをみせている。
「だってさ〜好かれんのはやっぱ嬉しいし〜みんな可愛いんだもーん」
「だよねだよね〜親衛隊の子たち可愛いよね〜 チワワみたい笑」
「亜希の親衛隊はガタイいいやつもけっこういるだろ」
「あ〜 たしかに亜希 女顔だもんな〜笑」
「うるさいです〜 いいもーん俺のこと好きっていってくれる子はみんな等しく可愛いんです?」
「うげっ あのガタイで可愛いはないだろ」
「たらしかよ、チャラいな」
ガチャッ 『キャー!!!!!!』
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