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晃side
「……」
亜希に今までのこと全部話した、話したけど亜希は黙ってしまっている、亜希が今どんな表情してるのか見るのが怖くて顔があげれない
なんか言ってくれ…
そう思ったとき、
「ぐすっ」ガバッ
いきなり亜希が抱きついてきた、しかも泣いてる…
「亜希?…」
ふるふる首を横にふっている
…抱きつかれて何分かたって ようやく亜希は顔をあげた
さっきまで見れなかった亜希の顔は涙の跡が残っていて、今こんなこと思うのはどうかと思うが綺麗だった
亜希はなんで泣いたんだろう…父のことで同情した?
「つらい?」
やっと亜希が口を開いた
「なにが?」
「みんなに嘘をついたこと」
つらい…
「べつに… 俺は復讐のためにこの学院に来たし…そんなの今更…」
つらい…
「それに俺はみんなのこと本当はなんとも思ってない…
たから クラスのあの2人だって離れていっても追わなかったわけだし…」
つらいよ…
「ふふっ ほんとに〜?」
亜希は俺をみてなにを思ったのか笑ってそう聞いてきた
「俺は…」
本当はみんなと…
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