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今日からとうとう高校生になる!目立たないよう中学の頃の同級生は0の学校を選んだし、この意味もなく目につく顔もメガネと髪型で隠した。これで俺の高校ライフは完璧だ!
と考えていた30分前の俺。全然完璧じゃないぞ?クラス替え最初の席ヤンキーの後ろなんだけど。金髪だし、制服の前開けてるし。俺絡まれないかな・・・なんかすごい心配になってきた。
なんて考えているとそのヤンキー(仮)が振り返った。
「ああ、あんたが後ろ?村里夏樹だっけ?俺の名前は村井悠希。よろしく」
と少し凄みのある感じの自己紹介をされた。てかなんで俺?周りいるじゃん・・・みんなめっちゃ目逸らしてるけどさ。
「どうした?」
考え事してたなんて言えない
「ナンデモナイデスヨ?」
「なんでそんな緊張してんのあんた面白いなあと敬語使わなくていい」
笑った!ヤンキーっぽいところばっか見てたけど意外に顔笑うとカッコいいと言われる感じの顔をしてる。もう少し喋ってみたいかも・・俺って単純?
「そう?ありがとう。俺の名前夏樹であってるよよろしく」
「あってたかやっぱりな。ところで村里、村里って呼びにくいから夏樹って呼んでいい?俺のことも悠希って呼んでいいからさ」
いきなりだ!まあ拒否するの怖いし・・
「いいよだけど俺は村井君って呼ぶよ」
なんか緊張しちゃうしね〜
「そうか?分かったありがとう」
けど思ったより普通にいい人かも。人は見た目によらないっていうしあり得る!
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