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遊び②
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飛鳥の口に付いたケチャップを指で拭い
ペロリと舐めた月島に飛鳥は顔を真っ赤に染める
「あ、あ……な、何して……」
「何って飛鳥の口に付いたの取ってやっただけだけど?」
「そうじゃなくて!!
なんで舐めてるの!?」
飛鳥の問いに月島は笑って
なんでだろうなと呟いた
それから少し月島を警戒しながら
ハンバーガーを食べ終えた飛鳥
「ねぇこれからどこ行くの?」
「そうだな、カラオケにでも行きたいんだけど」
「え、ぼ、僕歌下手だし……」
「そうなの?兄貴が歌手なのに?」
そう言われるとへこむ
するとそんな飛鳥を見てゴメンと謝る月島
でもカラオケは行ったことないから
楽しそうだ
「カラオケ、行く」
そして初めてのカラオケを体験した
が、ビックリするくらいの音痴
「ぷははははは
木崎最高!!」
「もう、笑わないでよ」
「わりぃ、でもめっちゃウケる
はははは」
「…………」
初めてのカラオケは恥ずかしさで一杯だった
でも友達とこう言うのも楽しい
今度司に歌教えてもらおうかな
そして月島をギャフンと言わせたい
なんて思った
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