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可愛い②
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今日は肉じゃがを作った
司が好きだといいのだけどと
少し心配だった
するとガチャリとドアが開く音がした
それと同時に司のただいまと言う声がして
飛鳥は駆け足で司を出迎えた
「お帰り!!」
「お、おう……
ただいま……」
「??」
少し挙動不審な司に首をかしげる飛鳥
どうしたの?と聞くと何でもないと言われ
着替えてくると部屋へ行ってしまった
何かしてしまっただろうかと飛鳥は落ち込んでしまった
飛鳥は着替えてきた司に駆け寄る
「あの、ごめんなさい……」
「何が?」
「だって兄さんなんか変だったから
何かしてしまったんじゃないかって……」
そう言うと司は驚いた表情をして
飛鳥を抱き締めた
「兄さん?」
「違うから
お前がお帰りって言ってくれたのが可愛すぎて
俺、嬉しかったんだよ
こうやって言われるの」
「そうなの?」
てっきり何か嫌なことしてしまったと思った
でも違うと分かって飛鳥は
司の背中に手を回して良かったと抱き締め返した
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