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姉上達の命令は逆らえない
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「ゆうー?ちょっと降りて来なさーい」
朝早くから聞こえた呼び声
今の声は俺の姉の声だろう。
『はぁ……今何時だよ……は!?朝の4時!?ばっかじゃねぇの!?』
決して朝が強い方じゃない俺(結構、低血圧)が、何故 朝の4時という時間に起こされたんだ
(いやな予感しかしねぇ。)
そう思い、もう1度寝ようとしたその時、鬼が怒鳴った
「おらこの糞ゆう!!!起きろって行ってんだろうがあああ!」
俺の部屋は2階だと言うのにまるですぐ近くにいるかのように聞こえた怒鳴り声
(やべぇ、殺される!!!)
そう思った俺は、寝具から跳ね起き、急いで姉がいるであろう1階への階段を駆け下りた
ーーーダダダダダダダッ、バンッ
「おはようございます!姉貴!」
勢いよく扉を開けて姉に挨拶すると、そこには笑顔を貼り付けた鬼がいた
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