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姉上達の命令は逆らえない③
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「あ!そうだったわね!」
母の言葉で思い出したかのように、姉がわざとらしく手を叩く
(本題……?)
何を言われるのか検討もつかない俺は、訝しげに姉を見上げた
「(ちょ、上目遣い!待って可愛すぎる!さすが私のゆうね!)…ごほん。ゆう、貴方は羽笠高校に通いなさい」
……why ?
羽笠高校って、あのお金持ちがいく所だよな?しかも、山の上。
…ということは、必然的に寮ぐらしになるわけで…
ーーーガシッ
余りに当然のことで呆然としていた俺の肩を姉が掴んで真剣な声色でいう
「ゆう。聞いて。私たちはBLを見たいのよ」
……why?(2回目)
びーえる?なんだそれ。
なに言ってんだこの人たち。
え、なんで母さんは後ろでうんうんって頷いてんの。
「あ、純粋はゆうはBLなんて知らないわよね…ごめんごめん。説明するから。」
なんか、知ってしまったらもう終わりな気がする
知りたくない気がしなくもないが、姉に逆らえるほど俺に勇気はなかった
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