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姉上、大変です③
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Ver ... ホスト教師 (佐野 慶)
壁に逃げ道をふさがれた藤崎へと1歩1歩ゆっくりと近づく
フードの下から見える薄い唇が微かに震えてきゅっと引き締まっている
横へにげようとした藤崎を逃がすまいと壁に手をついて止めた
『ッ......』
藤崎の微かに息を呑む声が聞こえた
俺はわざと甘ったるしく声をだした
「なぁ、藤崎...いいだろ?」
俺がそういうと、逃げられないと思った藤崎は静かに頷いた
『見てもなんの価値もないと思いますが...どうぞ。』
やるなら早く見て退けてくれ、という明様な態度に笑いが漏れた
こんな拒否られたのは初めてのことで、凄く興味がそそる
ーーーパサッ
ゆっくりと、黒いフードを捲った
「ッ......」
今度は俺が微かに息を飲んでしまった...
二重の大きな黒い目はきらきらと光って不安気にゆれながら俺を見つめている、フードの下からも見て取れた 形の良い唇は、ピンク色できゅっと引き締まりぷるぷると艶めしかった
(なんだ此奴...、可愛すぎるだろ)
『せ...んせい...?』
なにも言わない俺を不思議に思ったのか、微かに首を傾げながら俺を見上げた
ーーープツッ
たったそれだけの仕草で俺の理性はあっけなく吹き飛び、気づいた時には藤崎ーーー祐に自分の唇を重ねていた
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