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知名度
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道理で知らないはずだと
遅めのランチを取っている時、
多分何度か注文するのをみたことがあるから
お気に入りなんだろうスモークサーモン&
クリームチーズベーグルを
ふた口程食べた辺りで阿部先輩が呟いた。
先輩の言い分は尤もだった。
と言うのも、
例の依頼主の会社名『トリガーK』は
全くもって知名度ゼロ。
いや、だから別に新規とか知名度が
どうのっていうのはどうでも良いと
いってはなんだけど問題はそこじゃなくて。
話題の焦点はそこが
とある外国企業の別名であり、
わざわざ日本進出に向けて
初めて登録された社名だという事にある。
更に言うなら更に一番しっくり来ないのが
元々の企業名を伏せていた点だ。
「故意に隠してたって事ですか?」
僕もアイスティーを飲みながら聞き返した。
「――としか思えないんだよなぁ。
まぁ真実はどうか知らないけど、フツー
実績あるんだしそれを前面に
押し出す方が楽だろ?
それにだ、ちょっと調べれば分かるのに
こっちが切り出すまで向こうからは一切
明かさないとかおかしいだろうが」
「……ですね」
そう――
この会社には本来の名前がある。
しかも唯の会社じゃない。
実際、その名が分かった時、
歓喜のどよめきが社内で上がった程だった。
~~~~~~~~~~~~
スミマセン、一話飛んでました。
下書きのままになっていて……
なんで途中差込機能がないんでしょうね^^;
凄い小説が上げづらい><
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