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熱視線
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石川君が無邪気で悪意が無いとしたら
四堂君は逆でその言葉一言一言に
何らかの意図を感じる。
今だって僕の目を捉えたまま
逸らそうともしない。
それはまるで口説かれてような
錯覚を覚えるほど
熱っぽい視線だと感じる僕の方が
どうかしてるのかもしれないけど。
「おい……クリス!
てか、もう四堂でいいな?」
石川弟が肘で小突くまで
四堂君は僕から視線を外す事はなかった。
「失礼、あんまり桐江サンが
色男だったから、つい見とれてました」
「四堂君、誤魔化さないで理由は?」
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