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モデル級
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「生憎そっちで困った事ないですから
遠慮しときます」
……経験は充分あるって事か。
まぁ実際モテるだろうね、その顔と
その躰じゃ堕ちない子自体いなかったろう。
相当遊んでたって訳か。
「今なら桐江サンが言ってた意味
凄く理解できますよ、俺」
「………へぇ、そうなんだ」
余裕があるのはどっちだか。
「良かったろ?」
「ええ、悪くないですね」
「…………」
「…………」
何で僕達は無言で睨み合ってるのか
理由が分からない。
眼鏡越しから見える深緑の目。
色も白く煌めく金髪、整った顔立ち。
どれ一つとっても平凡からは
かけ離れている。
長い脚を組んでコーヒーを飲む姿に
昔の可愛かった面影など微塵もなく、
まるで何処かの雑誌モデルのようだ。
その証拠に周囲からそれとハッキリ
分かる程の人目を引いている。
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