アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
形勢逆転
-
「君だって女の子と色々遊んでるんだろ。
じゃ僕とか構わなくて良いんじゃない?」
「わっ!!なっ!」
いきなり、暗がりの路地裏に連れ込まれた。
周りには雑多なモノが溢れてて
余程覗き込まなければ何があるか
見えない程の場所。
到底、道路からは僕達の姿は闇の
一部にしか見えないだろう。
しかも余りに強く引っ張られた勢いで
倒れてしまって結果、四堂君が僕の上に
乗っている体勢になっていた。
「痛ッ……四堂……く!?」
「ねぇ、初めて下になる気分はどう?」
怒っていた筈だったのに
耳元で囁く声の低さと
熱さときたら、この僕ですら思わず
腰にキそうになった。
「な……」
どうやら転んだ拍子ではなさそうだ。
「ん……よせ」
荒々しく合わせられた唇が
次第に僕の舌を絡めて、ねっとりとした
モノに変わっていく時には既に
息が上がっていて……
「……っ……んん……」
酸欠しそうになってやっと
解放された。
「桐江サン……前と比べてどうでした?」
至近距離で四堂君が自身の
唇をゆっくり舐める舌先に
目が離せなかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
55 / 188