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プロローグ
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それはまるでキラキラしたガラス玉のようだった
簡単に割れてしまうような輝かしく儚い
波の音は心地よく耳に届く
もう二度と聞くことはないと思っていたのに
あの手が離れてしまうことなど考えてなかったのに
このまま溶けて消えてしまえばいいのに
全部
全部
何もかも
溶けて流れて消えてしまえばいいのに
漂いながら僕もさらってくれればよかったのに
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