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壊れてもいい。
豊川になら壊されてもいい。
ギシギシときしむベッドの音に紛れ、乱れたような息がyoshiの耳に届き、豊川を見た。
フェラした時よりも気持ち良さそうな顔。
だから、思わず、
「タケル、…気持ちいい?」
と聞いてしまった。
「気持ちいいよ、凄く、気持ちいい」
気持ちいい?なんて聞いてくるな馬鹿!
痛いの我慢しているクセに!
我慢していると伝わっている、でもそんなyoshiを激しく突く自分は鬼畜だと思う。
「良かった…タケルが気持ち良いなら俺も嬉しい」
ああ、もう!本当に可愛い過ぎる!
「嘉樹…好きだ。すきだよ」
本当に好きだ。
壊したいくらいに。
「うん、知ってる」
yoshiはそう言って微笑む。
もう、駄目だ!
完全に溺れた。
もう、一緒に溺れよう。
豊川はそう覚悟した。
yoshiは激しくなる中、痛みが次第に和らぐのが不思議だった。
出す穴に入れられるのって意外と気持ち良いかも…。
ズンッときた痛みは今はない。
奥まで突かれると、声が出る。
「いい声だな嘉樹、気持ち良くなってきたか?」
痛そうに眉を寄せていたyoshiが艶っぽい声を出し、豊川の腰の動きに合わせて自分の腰も動かし始めたからだ。
「うん…、気持ちいい」
うん…気持ち良くなってきた。
女の子ってこんな感じなのかな?
気持ち良さそうなタケルの顔も見れて嬉しいし…。
「慣れてきたんだな、じゃあ、バックで入れて良いか?」
それでタケルが気持ち良くなるならヤッても良いけど…でも、
「タケルの顔見れないのはヤダ…」
そう言葉にした。
好きな人を見ながら抱かれるのがこんなにも幸せな事なんだと、
気持ち良さそうな顔をずっと見ていたい。なんて思った。
豊川はベッドの近くにある姿見の鏡に目がいく。
そして、
yoshiの身体をうつ伏せにして彼の腰を持ち上げ、挿入すると鏡の方向へ身体を向けた。
「これなら見えるだろ?」
鏡に映る2人の姿。
凄くイヤらしい。
「変態」
yoshiはそう言いながらも鏡に映る豊川を見つめる。
すぐに揺れ出す身体。
後ろから突かれたら、さっきよりも奥にいくのを感じた。
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