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『三節/5』
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俺たちはお化け屋敷を出て、そのままこの9町の宿屋に泊まることになった。
「牙刃、大丈夫?」
宿屋に着くなり俺は全身の力が抜け、そのままベットに倒れた。
後からナニかが来た感じ。
俺の体力も精神も限界に近かったのだろう。
「情けねぇな…」
「え、どうして?」
「うーん……色々」
「牙刃は情けなくなんてないよ!だって…牙刃は」
「…一緒に寝ようぜ?」
「…うん!」
「つーうかオレの事さらっと忘れてねぇか?」
「アロクも一緒に寝る?」
「……」
「しょうがねぇなぁ許可してやるよ」
「なんでテメェの許可が必要なんだよ!?」
「何度も言わせんな、俺は主人公だ」
「意味解らねぇって」
「てわけで寝るか」
「うん!」
「無視!?突っ込みはどうした!?」
ムツルを抱くようにして眠りについた。
抱き枕。
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