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『七節/5』
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俺とムツルは王都のどこからしき場所に立っていた。
「王都…?」
「ねぇ牙刃?」
「なんだ?」
「黒刃くんが…」
「コクハ!?」
「兄貴…ここどこ?すげぇ天井高ッ!」
「黒刃!?」
「兄貴うるさい」
「なんでお前が!?」
「まぁ気にするなって」
笑顔で黒刃は言った。
黒刃の方が順応が早いのかも知れない。
いや、先人が居るからだろう、落ち着き。
俺たちは、大広間を目指した。
そこにきっと王様、否ラスボスが居るだろうから。
勇者はやはりボスを倒さねばならないようだ。
「大広間はここだな」
「なんで解るんだよ、黒刃が」
「文字が書いてあるから」
「あ?あぁ本当だ…ん?隣の文字らしきはなんて書いてあるか読めんな…」
「さっ開けよ!」
「早っ!!」
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