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『七節/8』
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「牙刃ぁー!!」
「貴様っ」
「動くな、勇者を殺されたくないだろ?」
「ぐっ」
一体、何が起きたんだ…。
俺の体は何故動かない。
何故、王様は俺を見て笑っている……。
笑うな、笑うな。
「笑うなぁー!!」
「な…にッ!?」
俺は王様に一撃を与えた。
「フッフフ…この程度か、人間の憎しみは」
「笑ってんじゃねぇよ。人間は互い様だろ」
「…何?」
「テメェも人間だって言ってんだよ、王様気取りがッ」
「…フッ」
「王ッ!?」
「ツノを取らせてもやはり人間だとバレるか」
「ムツルのツノだからな。アンタが付けてるのは」
「あ…」
「さすが勇者キバハ」
「なんで人間がこの世界に居るんだよ?」
「ここまで創造すると、離れられぬモノに変わるのだ」
「日本語文字の謎と都の謎が解けた」
残る謎は…。
一つ───…。
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