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優しいのと意地悪
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日向と陽樹は、いつも一緒に居た。
一人っ子だった俺は、それが羨ましくてしょうがなかった。
..........いつからかな。自分の、二人に対する気持ちがほんの少し変わっていたこと。
陽樹は、いっつも俺には優しくて、日向には意地悪ばっかりしてた。それが嬉しかったり、日向が可哀想だったりしたけど、多分違う。
陽樹にとって、日向は 特別 だったんだ。
だから、それに気付いた時、最初は日向に対するもやもやな気持ちが大きかった。.....成長するにつれて、この気持ちはヤキモチなんだってわかった。
.......でも、それに気付いた時点で失恋だなんて知ってた。ずっと陽樹を見てたから、知ってた。だから応援してあげたかった。
俺にとって、二人ともかけがえのない人だったから。
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