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冷たい王子様...
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「いえ、...この度は父上主催の社交界にお越し頂きありがとうございます。どうぞ楽しんでいって下さい...」
あまり歓迎されていないようだ。それで話は終わりだという空気を王子は出しているのに母上は無理矢理、 王子に僕を紹介してくる...。
「フィリップ様、この子はわたくしの息子のライラと申しますの。社交界デビューもまだですが 以後お見知り置きして下さいな。 ライラ...ほら御挨拶して」
この悪い空気の中で挨拶しろって言われても......僕は周りの刺すような視線を受けながらフィリップ王子に挨拶をする...。
「初めまして、王子様...。...ライラと申します。」
そういった僕にフィリップ王子は 酷く冷たい一瞥をくれただけで 挨拶を返してもくれなかった...。
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