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王子様の忠告...
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僕が話を聞き流しているうちに王子の
話も進んでいたらしく、
「しかし、皆も存じていると思うが、私はこのアンナ...婚約者を寵愛している。だから 皆の所に行くことはないだろう事を先に言っておく。 もしその待遇が不満ならば 帰ってもらっても構わない。今回は側室という形で来てもらいはしたが 私が望んだものでは無い。 皆が後宮に入ったとしても アンナに危害を加えようなどという輩には容赦はしないつもりだ。心して置くように。」
フィリップ様は 今回の側室召し上げを
良く思ってないむねを僕達に伝えた。
(まあーそーでしょうとも。僕は予想してたけど...他の側室の方達は予想すらしていなかったのか、瞳を潤ませている方がいたり 驚愕に目を見開いている方がいたりと 様々だ...)
「また、残るつもりの者には後宮の部屋を用意させてある。帰るものには馬車を用意するので 後程 使用人に言い渡すように。 」
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