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ラジ・カッタリーニョ...
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...僕が 天使のような 微笑みでお礼を いって、後は ひとりで 大丈夫だと言うと、 ...男の せっかく顔に 貼り付けた 無表情が 困ったような...表情に 変わってしまう...。
「いえ、...ひとりですと 大変なので ...宜しければ私に手伝わせて下さい...。」
その言葉を聞いて、はやり この人はいい人なんだなぁーと思う。困っている人が居たら 例え相手が気に食わない人でも 手を差し伸べる事が出来る人だ...
「ありがとうございます。...それじゃあ 一緒に手伝って下さいますか? あの...、お名前をお聞きしても...?」
「はい。...ラジ・カッタリーニョといいます。...どうぞ ラジと お呼びください。」
「ラジ...。いいお名前ですね。 僕はライラ、...ライラ・カミュウです。姓のカミュウの名前はあんまり好きではないので どうぞライラと 呼んでください。」
「...わかりました。...ライラ様とお呼びします」
「ふふふ...はい。宜しくお願いします。」
(...どうなる事かと思っていた王城暮しだけど 無表情な使用人 、ラジ この人と出会えたことは これからの王城暮しの楽しみにもなった...)
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