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話...
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なんや かんや言いながらも ラジも
体が埃まみれだったのは嫌だったらしく、
お風呂でシャワーが浴びれてこころなしか
嬉しそうな表情に見える。
「ライラ様... 少し、お聞きしても宜しいでしょうか...?」
「んー?...なんですかぁー...」
僕が髪の毛を洗っている時に ラジが
少しの覚悟を滲ませた顔で話しかけてきた
「私は、...ライラ様を、と言うより カミュウ家の者を余り良く思っておりません...。それは噂話で聞いたり 実際見たり と色々な理由があるのですが...、ライラ様には今日初めて お会いしました...。 なんと言うか...ライラ様はお噂でお聞きした感じの人では無かったです...」
「ふーん...僕の噂ってどんなものがあるんですか?」
「...、私が知っているものですと...、 使用人にはえばり散らしたり...自分より爵位の低い貴族を利用したり...、その美貌を使って 色んな人を籠絡させて 堕落させて から用済みになったらポイ捨てにする...、と言うような内容だったと思います…。 ですが、私がライラ様に 今日直接会ってみてから感じたものは、その様な ことをする御方では無いだろう...ということです」
(ラジはオブラートに包んで言ってくれたのだろうけど、実際の噂は 多分、もっと酷くて汚いものだったのだろうと その表情を見てわかった...)
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