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待遇...
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ラジも僕の意見に同意のようで 頷いてくれる。
王城にくるまでは また母上の面倒ごとに
巻き込まれたとしか感じていなかったが、
フィリップ様も 側室は実質 必要ないみたい
だし、この待遇は僕にとっては酷く有難いものだった。
「それは そうとして、ライラ様っ!! ライラ様はこの王城に居られる あらゆる人達に今現在 誤解されています。 その誤解を説いて 今の部屋よりもっと 普通の部屋に変更して貰いましょうっ!! あの部屋は余りにも...」
「ラジ、...ありがとう。でもね 僕は あの部屋でいいんだ。 実質 側室としては役に立てない訳だし、僕はこの身分のお陰で 今は身を守れてる...。これ以上の待遇なんていらないよ、寧ろ 後ろめたくなっちゃうよー...」
僕が今の待遇に嬉しそうにしてるのが
納得出来ないのか ラジは幾分か不満顔である。
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