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パンダ...
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準備をすることになったはいいが、
僕が余りにも面倒臭い と言い続けているので
ラジが 僕に言含めるように言葉をつむぐ
「本当ならな、...昨夜の夕食時に聞かされる筈だったんだから ほかの側室様は みんなそれこそ朝から準備に大忙しだったぞ...」
「えー...みんな凄いなー。僕そんな元気ないよー 寧ろ周りから見られる 見世物パンダちゃんの気分だよー...? あーやだなー 想像したら 益々やる気が無くなっちゃった...」
「こらこら、...想像で元気を削がれるな!...見世物パンダ結構っ!! 高位の者の目にとまれば 今すぐ側室なんぞ辞めて カミュウの家からも 一気に抜け出せる チャンスかも 知れないんだぞ? ...そー思うと元気も出てくるだろ...?」
「んー... 成程、それも そうだねっ!! よしっ じゃー張り切って 準備しようか!!...」
(...案外、ちょろいな...)
等と思われてることなどつゆ程も知らず
僕は パーティーに向けて、ひいては
高位のパトロン様に出逢えるように、と
思いながら 準備を進めて行った。
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