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身をゆだねて...
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それから暫しの間僕達は音楽に身を委ねて
いたが、 オーケストラの奏でる美しい
音楽も もう終わりを告げようとしている...。
そのよいんに 初めはあれほど 早く終ってしまい
たいと思っていた 踊りだったけれど...
その美しい音に身を委ねるのは なかなかに
心地好くて...、 少し 終わりを残念に思っていた
僕の耳朶に 王子の その形のいい唇が 熱く押しあてられた...。
「んッ...っぁ」
いきなり己の少し冷たい耳朶に 熱い熱を
受けとり 体がゾクゾクと感じてしまった
僕がその熱い唇の感触に身悶えていると...、
その鼓膜に 王子の超絶な男らしい美声か届く...。
「...お前の 本当の顔は...どれだ...?」
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