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一人でも大丈夫...
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僕の笑顔に暫しの間見惚れていた男だったが、
ハッと我に帰り また無表情を顔に張り付かせる。
「...掃除道具をお持ちしました。あの、...部屋の掃除をしても宜しいでしょうか...?」
僕が笑い続けていたからか、無表情を顔に
貼り付けた男は 僕に掃除をしてもいいかと
伺ってくる。その顔が 無表情なのに まだ
ちょっと戸惑い気味の表情が少し滲み出ていて
また笑えた。
しかし、いつまでも笑い続けて この人を
困らせる訳にもいかないので 僕はその
問いかけに答える。
「...そんなに沢山持ってきてくれてありがとうございます。 こんなにあると色んな所に手がかけられると思うので嬉しいです。掃除は僕1人で出来ますので 後のお仕事もあると思いますし 大丈夫ですよ」
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