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会場...
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僕とラジは パーティーの時間が迫ってきた
ので 僕の部屋をでて、フィリップ様や アンナ様、
他の側室達がいる部屋へと最後に入っていった。
嫌でも僕が入ってくると 目が向いてしまう
らしく みんな一様に嫌そうな顔になっている。
そんな態度に ラジが悔しそうにしている
のが目の端にうつったので、僕はラジの
元へ行き 力を入れすぎて 震えている拳に そっと
己の細くて小さい手を 重ねる...。
「ラジ...、行ってきます。...幸運を祈ってて下さい...。」
僕が柔らかい笑顔を向けてラジに
言葉をかけると ラジの拳からも 余計な
力が抜けたようだ
「...行ってらっしゃいませ。...幸運を祈っておます。」
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