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嬉しかった...
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「...あのね...べつに 彼女の言葉に傷ついた とか、 ほっぺが痛いとか... そんなんじゃ無いんだ... あんな事 今までだって沢山 言われてきたし、 今更 傷付いたりしない。 ただ...、 ラジが 僕のことに対して 彼女に 本気で怒ってくれたことが.....、 嬉しかったんだ」
そう言いながら、 僕が 溢れる涙を 服の袖で 乱暴に 拭いたら その手をラジが 掴んで止めて、 ラジは ポケットに入っていた キレイなハンカチで... 僕の涙を 優しく拭いてくれた...
「...グズッ...ラジ、...ハンカチ 汚れちゃうよ...?」
僕がキレイなハンカチが 汚れてしまうのに 申し訳ない気持ちで 言ってみたら...、
「...お前の 涙は 汚くないから 大丈夫だ...。」
...なんて、 言ってくれたものだから ...僕は泣きながらも 少し 笑ってしまった...。
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