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2の檻……海
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朝食を食べ終わると愁様は着替えをしにいったん自分の部屋に帰った。
僕は佳さんに手伝ってもらって着替えた。今までのご主人様のところでは服なんて着せてもらえなかったけど……
「これ、本当に貰ってもいいんですか?」
「ん〜?あぁ、いいよいいよ!これ、海くんのために愁様が用意したのだから!」
と佳さんが言った………
ハーフパンツにTシャツ。それと、パーカー。
靴は普通のスニーカーだった。
「おーい。入るぞ〜」
と扉の前から声が聞こえて愁様が入ってきた。
「あの……愁さん。服ありがとうございます。」
「お〜サイズはちょうど良かったな。何か欲しい服があったら買ってきてやるから言えよ?」
と愁様は言った。
別に服にこだわりはないからこれで満足だった。
「いえ、これで十分です。」
「そうか……じゃあ、館内案内してやる。……歩けるか?」
と聞かれて。
「あっ、はい。」
ゆっくり寝ていたおかげで少しは楽になっていて歩ける程度には回復していた。
「じゃあ、行くか〜」
と言って愁様は手を伸ばしてきた……
「……?」
首をかしげていると……
「なんで、首傾げてんだよ……ほら、手だせ…歩けるようになってもまだ、フラフラしてるんだぞ?」
と言われ手を握れと言われているのに気づき顔が赤くなった……
「あらら〜海くん。顔真っ赤〜♪」
と佳さんがさらにちゃちゃを入れてくるのでさらに恥ずかしくなってきて俯いていると……
「こら、佳!からかうな!」
「いやいや〜海くんが可愛くてつい〜」
という会話をなんとなく聞いているとぐいっと愁様に手を引っ張られ部屋の外に連れ出された。
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