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2の檻……海
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目が覚めると俺はいつも寝間着を着ていた……
そして、昨日の夜ことを思い出して血の気が引いた……
あんなに、拒否して……叫んで……抵抗して……
愁さんに嫌われてしまったかもしれないと………
ガチャッ
「お?目が覚めたか?」
扉をあけて入ってきたのは愁さんだった。
「ぁ……………ゅ……ん?」
名前を……愁さんの名前を呼んだはずなのに……
「どうした?海?どこか痛いのか?」
声が出ない………
泣きそうになりながらなんとか説明しようとしてジェスチャーで伝えようとした。
「ん?どうしたんだ?喉にてを当てて………もしかして……声が出ないのか?」
その問にこくこくと頷くと……
愁さんは顎に手をやってちょっと考えてから……
「少し待ってろ……」
と言って部屋を出ていってしまった。
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