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深い眠りは危険の印
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翔さんとの約束が終わると、俺は2階の部屋に案内された。
「ここが今日から俊希くんの部屋だよー。僕の部屋はこの隣だから、なんかあったらいつでも聞きに来てね♪」
「はい」
返事はするものの、絶対に翔さんの部屋なんか行きたくない。
何をされることやら……。
「それから風呂とシャワーは、この階の奥のとこだから適当に使ってね!」
「はい」
「明日は早いからすぐ寝ることをオススメするよー♪
じゃあ、僕はまだ仕事あるから適当にして寝てね」
「ありがとうございます」
そう言って翔さんは部屋から出て行った。
翔さんの言うとおり明日から朝早いらしいからすぐ寝るか。
俺は急いで荷物を整理してシャワーを浴び、すぐにベッドへと入った。
明日から頑張ろう。
ちゃんとうまくやっていけるかの不安は残るが、うん、頑張ろう。
そして俺は目を閉じた。
自分でも無意識だったが俺はこの日疲れてたらしい。
深い、深い眠りへと落ちた。
それが翌朝どのような事態を招くかなんて知らないで…………。
「いい度胸だね♪」
夢から目覚める前、こんな声が聞こえたのだけは微かに覚えていた。
翔さんが嬉しそうにニコニコしてる顔も、見えた……ような気がした。
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