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甘い蜜に御注意を。1
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「それではー、試してみましょうー」
翔さんの棒読みコトバに、俺の背筋は凍った。
声の軽さとは対照的に、目は真剣だ。
「俊樹くんが誘ったんだよー?今の流れ的に、僕悪くなくない?」
イライラした顔付きで、俺の尻に手を当てる翔さん。
「誘った……って、どういうことですか?」
「これだから無意識くんは恐ろしいんだよねぇ」
無意識くん?
誘ったって何を!?
翔さんは俺の腰に手を当てて、キッチンの外へと連れ出す。
抵抗したいのに、手に付いたベチャリとした卵もまだ洗えず俺は翔さんに連れ出されるしか無かった。
「ほら、早く、こっち来いよ」
「っ……!?翔さん???」
がっしりと翔さんに腰を掴まれ、そこまま俺はソファの上へと投げられた。
なんとか手をつかずに倒れた為、ソファを汚してないことに安堵する。
「あっ!あの!この手をまずどうにかしたいんですけど!!」
「あぁ。失敗しちゃったやつね。きったないなぁ〜」
そう言うと翔さんは、倒れた俺の元へニヤニヤしながら歩み寄り俺の手首を掴んだ。
「まずはここから、綺麗にしないとね???」
そしてそのまま、俺の掌に舌を這わせ始めたのだった。
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