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朝から君はチョコレート4
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俺の上から下りた翔さん。
「俊希くん、元気だね」
いきなり意味不明なことを言ってくる。
は!?
この人なに言ってるんだよ。
朝から、こんな目にあって俺が元気なわけないじゃないか。
「元気なんかじゃありませんっ!!精神的にもうヤバイですから」
「違う、違う。そんな精神とか僕知らないけど」
そう言いながら、翔さんさん俺の頭の方まで歩いてきて、自分の顔を縛られて動けない俺の顔にじーっと近づけた。
ニヤッと、いたづらっこのように笑う翔さんさん。
「ちっ……近いですから」
思わず顔を背ける俺。
「そう?そんな恥ずかしがらなくてもいいのになぁ」
「………」
「顔近いぐらいで恥ずかしがってたら、こうすると俊希くんどうなっちゃうんだろー♪」
「ん?どういうこ……っ」
俺の言葉が最後まで発せられることはなかった。
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