アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お仕置きはこれまでです。
-
あれから俺は、10分ほど翔さんさんに「起こし」続けられた。
〜10分後〜
ようやく翔さんさんの手が止まった。
「あぁー、俊希くんが朝ちゃんと起きないせいで無駄な時間を過ごしちゃったよ」
「ごっ……はぁ、ごめんなさいっ」
乱れた呼吸を整えながら謝る。
「まぁいいや、僕も楽しめたし」
翔さんさんの顔は相変わらず涼しい。
「そろそろ生地が焼きあがる頃かなー♪じゃあ僕も仕事戻らなきゃだから、俊希くんも早くこれに着替えて下におりてきてね」
そう言って俺に、白い制服を手渡し縄をほどき始めた。
なんだ……。
翔さんさん、ケーキの生地を焼いてる途中だったのか。
縄は俺が動いたから、翔さんさんが縛った時よりもきつく柱に縛り付けられているはずなのに、翔さんさん早くいとも簡単にスルスルと結び目をほどいて行く。
手先が美しい。
って……なに考えてんだよ、俺!!
ものの、5分もしないで4本とも綺麗にほどかれた。
「よし!ほどけた。じゃあ、はやく着替えて僕の仕事手伝ってね!
「は……いっ!」
「それから……、明日からはもう寝坊とか許さないからね。3時にはもう起きて、着替えて僕が起きてくるのを下で待ってること。いいね?」
「はい……」
「よし、いい子だ……。じゃあ、僕、もう下行くから体が落ち着いたらおいで」
翔さんは柔らかく微笑み、俺の頭をなでなでして、下へとおりて行った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 56