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朝ごはんは食べますか?1
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俺は急いで手を洗うと、翔さんの元へと戻った。
翔さんは出し終えたケーキを一つづつ丁寧に確認している。
「翔さん!洗ってきました」
「ほんと?ちゃんと洗ってきた?」
怪訝そうに眉をひそめる翔さん。
「はいっ!」
はっきりした声で返事をする。
「じゃあ見せて?」
俺が、手のひらを見せると翔さんは俺の手を掴んだ。
そして次の瞬間俺の手を舐めた。
「あんだけ一人でアンアンやってたら、残るかなぁなんてね」
まさか……声聞かれてたのか??
「聞こえてましたか……?」
俺が不安そうに聞き返すと、翔さんは笑顔で頷いた。
「もちろん全部聞こえてたよー♪だってあの部屋に盗聴器しこんでたから」
「盗聴器?!」
「うん。俊希くんもしかしたら1人で始めるかなーってヤマはってたら本当に始めるんだもん。それも結構激しくさー。やっぱ若いっていいね」
全部、全部聞こえてただと……。
「あぁ。もちろん、『翔さん、もっと強く揉んでください。アっンアン…』ってのもね」
俺は恥ずかしくて死にそうになった。
嘘だろ……。
「夜はもっと激しいのやろっか♪」
今から夜が不安でいっぱいの俺だった。
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