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少女の見た真実【fj→ky←hr】
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「お兄ちゃん!」
はじめまして!私の名前はニーナ!
私の村には、3人のお兄ちゃんが来てるの!
村を綺麗にしたり、村を明るいいい村にしに来たんだって!
紫のお兄ちゃんが言ってたの!
黒いお顔のお兄ちゃんは、とっても優しいの!
私の話を聞いてくれたり、村の人達にお菓子を配ったりしてるの!
村の人達は、「優しいお兄さんがお菓子とかを配ってくれたり、気にかけてくれたり、手伝ってくれるからか、安心して直ぐにぐっすり眠れる」って言ってたの!
でもね?もう一人のお兄ちゃんには、誰も話しかけないの。
なんでなんだろう?可愛いピンク色のお兄ちゃん。
格好良くて、きっと優しいはずなの!
だから私、話しかけて来たの!
「お兄ちゃん!」
「………なんだい?」
とっても低くて、なんだか安心できるような声で、答えてくれたの!
「お兄ちゃん達は、この村を幸せにしてくれてるんだよね!」
「…うん、そうだね」
1番落ち着いていて、大好きになったの!
「お兄ちゃん!」
「…ん?」
それから何日か経ったら、村の人が少し減っちゃったの。
「最近、村の人が減ってるの。どうしたのかなぁ?お兄ちゃんは、わかる?」
「………ううん。お兄ちゃんにも分からないや。…ニーナちゃんのお父さんとお母さんは大丈夫なの?」
「うん!…でも、お父さんとお母さんはお兄ちゃん達が嫌いみたい」
「…………どうしてだい?」
お兄ちゃんは悲しそうな顔をしたの。
何でなのかは、良くわからなかったの。
「お兄ちゃん達が来てから、村は段々可笑しくなったって言ってるの!お兄ちゃん達は優しいのに、酷いの!」
お父さんとお母さんはなんにもわかってないの!
お兄ちゃん達は、こんなに良い人なのに!!
「…ニーナちゃんは、優しいね。…まぁ、考え方は人それぞれだから」
お兄ちゃんは、ずっと悲しそうな顔をしてお仕事をしてたの。
私は側でそれを見てたの。
そしたらお兄ちゃんから話しかけてき
たの。
「…そういえば、ニーナちゃん。君は何処に住んでいるんだい?」
「…えっ?私?…えっとねぇ…協会の隣の、真っ赤な屋根のお家なの!お家の家具はお母さんが選んでてね?お父さんがお家を建てたの!」
「…そっか、協会の隣の、真っ赤な屋根のお家だね?」
「うん!お兄ちゃん、今度遊びに来てね!お父さんとお母さんに、お兄ちゃんが優しい良い人って証明するんだから!」
「はは、ありがとう、ニーナちゃん」
『じゃあ、今夜待っててよ』
「ううん!どういたしましてなの!」
私は、何も知らなかったの。
―――――
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