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第二十九話
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案内された場所はなんつうか…定番の使われてない校舎
郁)「ここにいるんだな」
男)「は、はい」
郁)「案内ご苦労」
気絶させて縛る
重たそうなドアを開けると部屋に充満していたのか
イカ臭いにおい
???)「誰だっ!!!」
郁)「韵、俺だ」
韵)「郁弥!?ここに来てはいけないすぐに戻れ!」
なんでジ●リなんだよ…
ふざけてんのかと思っていたその時
先)「おお~?これはこれは一匹増えてんじゃねぇか」
韵)「辞めろっ!郁弥に触るな!」
手が後ろで繋がれているようでさっきからガシャンとゆう音がする
先)「さぁ、おいで」
郁)「来るな…!」
だめだ…あいつに…
俺は膝から崩れ落ちた
先)「ぎゃははは(笑)さぁ頂こうか」
すまない…俺…助けられずに…
韵)「…辞めろつったのが聞こえなかったか?」
いつの間にかロープをほどいた響きがこちらを睨む
いつも呑気な元気な声は今はドスの利いた声になっている
韵)「こいつに次手を出したら…分かるよな」
口では笑顔を作りながら先輩たちに詰め寄っていく
先)「す、すみませんでしたっ!もうお二人には手を出さないですはい!」
…立場逆転
先輩は逃げるように出て行った
韵)「もうっ!来ちゃダメでしょう!」
素っ裸で言われても怖くもなんともねぇよ
でも…
郁)「ありがとな…知らねぇ所でも助けられてたんだな」
韵)「俺さ、弱いもの虐めする奴大っ嫌いなわけ」
軽く俺の悪口を言われいらっとする
韵)「でもね?君の表情さ知らないとこだらけでさそんなんで
嫌いにはなれないのね?」
郁)「…何が言いたい」
韵)「うんだからね?
俺と友達になって欲しい」
郁)「…は?」
韵)「絶対俺が守るから裏切ったりしない一人にしない」
…なんでこいつは俺の言って欲しい言葉が分かるんだろ…
なんでこいつは初対面のくせに…
郁)「すっげぇむかつく…」
でも嬉しかった
ありがとう韵
これ絶対言わねぇけどな
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