アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
第五十八話
-
それから俺は避け続けた
もちろん兄貴から姉貴からだ
『韵)え?飯を部屋に?』
『罅)集中したいからよろしく』
それが当たり前のようになってきた毎日
不眠症になってしまったかもしれない…
『貂)薬依存症ってやつもあるしな』
『伽)1回泊まり来る?』
『貂)それがいいかもな』
『罅)んーんいいよありがと』
俺は勉強だけをし続けた
なんか…勉強しか見たくない気がして…
真面目君にでもなろうかな…
でも、そんなある日…
韵)「ひーびー君♡お話しようか♡」
罅)「無理」
捕まった…
韵)「雛も話したいってさ」
壁の所からちらっと見る姉貴は不安そうにこちらを見る
韵)「さぁ、そこに座ろうか」
罅)「無理、そんな無駄な時間勉強に費やす」
俺は無理やり部屋に戻ろうとしたすると目の前に腕が見えた
韵)「御用だ罅座れ」
いつもより、ちょっと低くして…
ずるい…
罅)「五分ね」
韵)「さて、お前はなんで俺らを避ける」
罅)「避けてなんかないさ勉強をしなきゃいけないんだよ」
雛)「べ、勉強しなくてもい、いいでしょ?せ、先生から聞いたよ?」
なんだよ…いつも守ってもらってさ
いい身分の癖に…
俺は褒めてもらいたくて頑張ってるのに…
なんでそっちばっかり…
罅)「あーじゃあご飯とか降りてくるでいいでしょ?俺、勉強するから邪魔しないで」
今度こそ戻ろうと立ち上がると姉貴も立ち上がろうとしたようで兄貴の胸にダイブしていた
そうゆうのがイライラするんだよね…
罅)「お休み、雛姉、韵兄」
俺は早歩きで自分の自室に戻った
なんで俺が悪いんだ…そっちが見捨てたくせに…
昔に戻りたい…
何も知らないくせに…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
59 / 132