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第七十話
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〜罅〜
俺はイライラしながら歩いていた
するといきなり誰かに抱きつかれた
罅)「うわっ…!!!」
後ろを振り向くとそこには涙目になっている雛姉だった
罅)「どうしたの?雛姉」
雛)「え…えええええっと!!!わひゃひのこひょと!きひゃいでひょうか!(私のこと嫌いでしょうか)」
あ…そう言えば話した事なかったな…
俺が勝手にイライラして話す機会無くしてたし…それを不安にさせたんだな…
罅)「えーとね…姉貴俺嫌いじゃないよ?」
今更ながら距離が分からず俺も内心パニック状態
雛)「ふぇ…?」
姉貴も涙目でこちらを見てる
罅)「まぁ、俺は一人が多かったし距離って言うのかな…それが分かんなくてさ」
姉貴は涙泣くのを我慢しながら話していた
雛)「き…きききききひゃいひゃないひょ!?」
罅)「…うんだから思い出作ろうね」
姉貴はついに泣いてしまったけどハンカチで拭いてやりながら
罅)「あ…そうだ!俺この先に美味しいカフェを知ってるんだ行かない?」
姉貴はコクコクと頷いて俺らは手を繋いでカフェに向かった
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