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第一十一話
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雛)「ちょっと!私は!?なんで来ないのよ!」
罅)「えっと…」
雛)「何よ!嫌いなら嫌いって言いなさいよ!」
罅)「大好きだけどさ…その抱きつき方が…」
身長的に姉貴の方が上だから…その…お山に…顔が…///
雛)「何なのよ!その可愛さ!きゅんって来たじゃない!」
罅)「え?」
雛)「わ…私も大好きよ…!!!」
罅)「嬉しい」
女の人に大好きと言われるのは初めてでお母さんにも…死ぬ前に言って欲しかったな…
雛)「ちょっ!泣かないでよ!」
罅)「ありがとう」
姉貴の所に行こうとするとちょっと力強く抱きしめられる
韵)「雛の所に行きたい?」
罅)「…?うん?」
韵)「キスしてくれたら離す」
罅)「…はぁ!?」
雛)「何言ってんのよ!これ以上純粋な罅を虐めてんじゃないわよ!」
韵)「虐めてなんかいないさ愛情って言ってくれないか?」
雛)「あんたいつからそんな変態親父みたいな人になったのよ!罅!危ないからこっちにおいで!」
韵)「行かせるわけ無いだろ?」
ちょ…どんどん力入れんじゃねぇ…
敬)「韵さん」
韵)「何?」
敬)「罅凄い苦しそうですけど」
韵)「あっ!すまん罅!」
一気に空気が入って咽る
罅)「ゲホッ!!!ゴホッ!!!ゴホッ!!!」
雛)「大丈夫?」
いつの間にか近寄ってきた姉貴に背中を擦られる
罅「ありがとう姉貴」
今なら抱きつける首に手を回して抱きしめる
雛)「…韵…」
韵)「ダメに決まってんだろ罅は俺のだ」
罅)「兄貴、兄貴」
韵)「どーした?」
顔を近づかせるように指示すると兄貴がちょっとしゃがみ耳を近づけた
韵)「どーした?」
ほっぺにキスをして耳元で「大好き」と言って敬達の所に逃げた
韵)「…はぁ…罅…お前って奴は…」
鉄)「よしよしよく頑張った」
鉄郎に頭を撫でられてもまだ顔は赤いまま
敬)「キスした後に大好きって(笑)」
罅)「お前も言ってみたら分かるよ…」
敬)「嫌ですよ恥ずかしい」
鉄)「えー?言ってみ?」
敬)「嫌ですよ」
罅)「敬言ってみたら?馬鹿にしといて自分は言えませんとか無いよね?」
敬)「…分かりましたよ…………………ダイスキ…」
すると鉄郎が敬に近づいた
鉄)「今の言葉…誰に言ったの?」
敬)「は?なんであなたに言わないとダメなんですか」
鉄)「え?敬の事好きだから」
敬)「えッ…///」
罅)「えっ?」
軽い…
いきなり後ろから抱き締められて引き寄せられる
韵)「ここの家の管理って誰がしてるの?」
敬)「俺のお兄ちゃn…兄!!!です」
韵)「貂眞か」
罅)「どーするの?」
俺は回って兄貴の腰に腕を回した
韵)「ん?返さないとね」
罅)「でも…」
俺は兄貴から姉貴に視線を移した姉貴もそれに気づいた
雛)「私はいいわよ罅たまには遊びに来てね?」
罅)「うん絶対行くね」
雛)「待ってるね」
そこで皆はその家を後にした
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